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コラム 2025年2月22日

手首の腱炎 — スマートフォン時代の反復損傷

金孝燮
金孝燮
代表院長

デジタル時代、手首には休む暇がありません

スマートフォンを握ってスクロールし、キーボードを叩き、タブレットに書き込む現代人の日常で、手首は1日数千回以上の屈曲・伸展・回転を繰り返します。このような反復動作は手首を通る屈筋腱と伸筋腱の腱鞘に摩擦と微細損傷を蓄積させ、腱炎(tendinitis)を引き起こします。

手首の腱炎の様相

手首の腱炎は侵された部位によって様々な様相で現れます。手のひら側の手首が痛むと屈筋腱、手の甲側なら伸筋腱の腱鞘に炎症があります。

  • 手首屈筋腱腱鞘炎:手のひら側の手首痛、握り拳で悪化
  • 手首伸筋腱腱鞘炎:手の甲側の手首痛、手首を反らすと悪化
  • 交叉症候群(intersection syndrome):手首から約4〜6cm上の地点で伸筋腱同士が交差する部位の摩擦性腱鞘炎
  • 随伴症状:手首の動きに伴うきしみ音(crepitus)、腱鞘部位の腫脹

スマートフォンのグリップとタイピング姿勢の矯正

治療前に原因動作を矯正しないと、治療効果は一時的にならざるを得ません。

  • スマートフォン:両手で持ち両親指でタイピング、片手の長時間使用は禁止
  • キーボード:手首が中立(平らな位置)を維持できるようキーボードの高さを調整
  • 休憩:30分ごとに手首を優しく回す能動的休憩

鍼治療と自己管理

鍼治療は腱鞘の血行を促進し炎症物質の排出を助け、迅速な症状緩和をもたらします。急性期は冷罨法で腫脹を抑え、亜急性期からは温罨法で血行を促進します。手首サポーター(wrist brace)は症状が強いときに着用しますが、長期間の依存は筋力低下を招くため、痛みが緩和したら徐々に外していきます。

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金孝燮

金孝燮 代表院長

こんにちは。金脈韓医院代表院長の金孝燮(キム・ヒョソプ)です。表に現れた症状ではなく、その根本原因を見つけ出します。15年以上の診療経験と研究を通じて、患者様一人ひとりに最もお役に立てる治療を提供いたします。お悩みについてお気軽にお話しください。一緒に答えを見つけてまいります。

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